打ち合わせ

打ち合わせはもっとも重要な工程だと考えます。人の数だけにこだわりがあり、家族の数だけ間取りがあるのです。
生活の動線を考え、どこに重点を置くのか何度も打ち合わせを重ねます。一生に一度のお買い物ですから迷って当前です。
私達は時間をかけて検討されることをおすすめしています。

まず、打ち合わせでお聞きしたデーターをもとに図面を作成します。いくつか書いたものの中からイメージに近いものを選んでいただき、さらに打ち合わせを重ねます。

また、事務所の2Fにはたくさんのおもちゃを用意してお子様も退屈せずに楽しんでいただけるようにしています。

ご契約

図面・金額に納得していただいてから契約となります。ここで初めて工事金額の5％を入金していただきます。
建築確認申請の手続きを行います。提出後に図面の変更はできませんので、打ち合わせの段階でしっかりと考えることが大切です。
確認申請が受理されたら瑕疵担保保険の手続きを行います。平成21年10月より義務付けされました。国が10年間お客様をお守りする保険です。

地鎮祭・地盤調査

土地の守護神に無事完成を祈願するお祭りといわれています。工事関係者も参列しお客様とともに工事が無事進むことをお祈りします。

その後、大切な建物を支える地盤の検査を専門業者により行います。必要に応じて地盤の改良を行います。

基礎工事

瑕疵担保保険の検査員により配筋状況について検査があります。配筋の太さ・本数・組み方についてチェックを受けます。基礎には布基礎・べた基礎の2種類があります。大切な家をお守りするためにべた基礎を標準仕様にしています。

パネル加工

クロスカットソーを使用して数ミリの狂いもなく寸法通りにカットしていきます。下請けに業者にまかせることも多い工程ですが、私たちは責任をもって自社で行います。

その後、図面を見ながら工場の中で丁寧に組み立てます。組み立てられたパネルは雨にぬらすことなく工場の中で上棟まで大切に保管します。

防蟻工事

建物が建つ部分の土壌・に1回目の防蟻処理、土台部分に2回目、床上1ｍに防蟻処理と、合計3回防蟻処理を行います。

建て方1

１階の床を組み床断熱を入れます。
床板をはり、汚れないようにガードをします。

工場で組み立てたパネルはレッカーで一つずつ吊り上げ組み上げていきます。
建て方時内部の様子です。開口部もできています。

建て方2

2階の床組みに入ります。
高所作業に気を付けながら屋根の垂木を並べます。

土台から約１週間で建て方完成（上棟）です。お客様と相談しながら日程を組みます。

屋根・外壁工事

屋根金物を取付し屋根を補強します。また雨漏りを防ぐためルーフィングをはります。
屋根瓦葺き完成の様子。日本瓦や釉薬瓦・スレート瓦・鉄板などを選んでいただけます。写真はスレート瓦です。

内部造作

この段階で瑕疵担保保険の中間検査があります。金物や釘のピッチが規定通りに行われているか等の検査を受けます。

電気配線の位置を再度現場で確認します。家具などを置く位置をある程度決めておくと、いいですね。

その後吹き付け断熱（アイシネン）や標準断熱（グラスウール）を施工し、フローリングの施工、壁・天井に石膏ボードを施工します。

石膏ボード等の施工が終わったらキッチンやクローゼット、下駄箱などを取り付けし、最後にクロス（壁紙）を施工します。クロスは自由に選んでいただくことができるので、早目に見本をお渡ししています。

美装・外回り

お引き渡し前に専門業者により美装を行います。
土地の形状により埋設工事の手順が異なります。市町村によって金額は異なりますが、補助金が受けられます。

引渡し

トイレなどの設備を設置し、和室がある場合は畳を入れ、網戸の設置も最後の仕上げです。

正式な鍵をお客様に差し込んでいただいてお引渡しです。
これで工事用の鍵が使えなくなり、お客様へバトンタッチとなります。